ブログ
はかま着付け合同練習会 2回目
先週に引き続き、2回目の合同練習会を行いました。
いろんな人に慣れるため、相手をかえて着付けをします。
袴の着付けのポイント
・あまり衿は抜かず、きものは短めに
・半幅帯の結びは、袴から出ないように手尺ではかる
・袴が落ちないよう、帯の結びにしっかり乗せ、背中にぴったりつくように結ぶ
・袴のひもを交差させる位置を少し下にすると、袴のひだが押さえられて広がりすぎない
などなど
お互い一生懸命着付けをしながら、
「あれ? このひもは上から通すんだったけ?」
「あ、緩すぎ、袴が浮いている!」
「もう一度、やらせてくださーい」
と、おけいこに励んでいました。
最後はみなさん、
「これで、今から卒業式に行けますねー」(笑)
とても、和やかな練習会となりました。
はかま着付け合同練習会 人に慣れる!
3月は卒業シーズンですね。
卒業式と言えばはかま姿が人気です。
というわけで、本日ははかまの着付けを練習しました。
ふだんはマンツーマンレッスンですが、きょうは特別に合同練習。
師範科のみなさん二人一組でペアになり、
お互いに着付ける練習をします。
といっても、他人に着付けるのはほぼ初めてのみなさん。
いつも練習に使用している人形(トルソー)とは勝手が違います。
ですから、今日の一番の目的は
「人に慣れること!」
着付けの仕事を始めたら、いろんな人が来ます。
その場でその人に合わせた着付けをしてあげないといけない。
だからこそ、「まずは人に慣れることが大事!」と、先生のお言葉。
かんじんのはかまの着付けはまだまだおぼろげなので、
次回もがんばりましょう!
一歩前に出す
着物を着るときに、「足を一歩前に出してね」って言うんです。
なぜだかわかりますか?
それはね
歩きやすいように、最初に歩幅をとっておくため。
ピタッと着ちゃうと足が十分に開かなくて、チョコチョコとした動きになっちゃう。
歩きづらいし、スマートじゃないでしょ。
教科書に載っていないようなちょっとしたことだけど、それに気づくのがお勉強。
そんな着付けのコツをお教室の中でいっぱいお話していきますね。
きまっし~
令和7年 新しい年が始まりました。
何か始めたい方、着付けはいかがですか?
お茶にお花に和楽器から日舞まで、和のお稽古事に大活躍!
一人で着付けができるとこんなに楽しいことがいっぱい。
皆さん、きまっし~
待っています。
新年のごあいさつ
新年あけましておめでとうございます。
本年、当教室は創立50周年という節目の年を迎えることができました。これもひとえに皆様方の温かいご支援とご愛顧の賜物でございます。心より感謝申し上げます。
昨年は能登半島地震という試練があり、大変な一年となりましたが、私たちは金沢の文化の一端を担う学校として、伝統や文化を守り、次世代に伝えていく使命を再認識いたしました。本年も、着物の美しさや着付けの技術を通じて、日本文化の価値を広めるために一層尽力してまいります。
どうぞ本年も変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
令和七年 元旦
金沢きもの総合学院